オペル アストラ カブリオ ルーフの手動開け方
(手動で開けるのはすすめていないので説明書には書いていないが、基本的に逆順)
基本的には説明書にかいてある屋根をしめる方法の逆をやります。
そう、説明書には屋根をしめる方法しか書いていません。
故障しているのに開けようとするなんてもってのほかじゃ、ということでしょう。
皆さんも自己責任で。
電動ロックが壊れた場合の手動での開け方です。
Pにしてハンドブレーキひく。
窓をすべておろす。
トランクリッドをあけ、トランクルーム左側面の上部にあるリリースレバーを車両後方に押します。トランクを閉めます。
トランク内部の左側面上にある小さな穴のなかにあるレバーを手前(後方)にひく(かぽんと音がする=ルーフ収納ドアロック解除の音)。トランクが開かなくなっている場合は、後席真ん中の穴をあけて手を伸ばし、ドライバーなどでレバーをずらすといいでしょう。
運転席に戻り、頭上中央の隠しネジフタ(直径1cmほど)をはずす。
そのなかに4mmくらいの六角レンチをつっこんで、ねじを左に50~70回まわす。50回ほど回したら屋根前部が持ち上がるようになります。さらに重くなるまでまわします。回しすぎないように!これが手動でルーフラッチのロック解除する部分です。
鉤爪が自由に動くようになっているはずです。
以下、途中でトランクをあけようとしないこと。壊れます。
うしろの屋根(ガラス入っているところ)を90度までたて(すこし力いります)
ルーフ収納カバーを90度まで開き、おちてこないように油圧ラムをささえるなにか(100円傘が絶妙)をいれて一時固定。
たててあった後ろの屋根を倒して、収納スペースにいれます。前の屋根も垂直にまでもってきてやると自重でゆっくりと収納スペースにはいっていきます。
ルーフ収納カバーをもとどおり閉めます。左右まわりこんではしっこをきちんとおさえること。この時、カバーのロックが動作していれば、たぶんロックされます。解除はトランクからです。
手順を別の書き方で繰り返しますね。
1 ルーフフレーム前側の駆動ギア穴に六角レンチを差し込み、反時計回り(左)に止まるまで回してソフトトップをアンロックする。→爪ラチェットがひらく
2 ソフトトップの前端部分をフロントウィンドウから20cmほど浮くまで優しくひらく
3 ソフトトップ後端部分を垂直になるまでもちあげる
破損を防ぐために必要以上に力をいれないこと
ソフトトップ金属カバー両端前方にある小さなパネルカバーを前方にスライドさせてあけます。そこからソフトトップ金属カバーに手をかけて持ち上げます。
4 ソフトトップ収納部分の金属カバーを持ち上げ、落ちてこないようにサポートロッドに同じ長さのスペーサー(水道ホースを切ったものなどでもOKか)をかませておく。
5 ソフトトップを後ろ側にひいてくあいだ、両側面の窓上部分あたりにくるガイドスロット(ルーフ骨組みの一部で連結~切り離しするようになっている)がしっかり噛み合っているかを確認する
はまりやすいヒント:ソフトトップがスライドしない場合は、駆動ギア穴のクランクがじゅうぶんに右回り(時計)に回転していません。ソフトトップカバーをとじて最初から手順を確認してください。
6 ソフトトップを手で後方へゆっくりと折りたたみます。
7 駆動ギア穴のクランクを右(時計)にとまるまでまわします。
8 ソフトトップ収納部分の金属カバーからスリーブをはずし、カバーを閉めます。
ここまではトランクをあけようとしないこと。壊れます。
9 ソフトトップカバー両端前方にある小さなパネルカバーを後方にスライドさせてしめます。
はい、これで完成。手動でオープンにできましたね。
閉め方はマニュアルに書いてあるとおりです。
なれれば3分あればできます。最初は15分くらいかかるかも。
腰が弱いヒトは二人でしてください。とくに閉めるときは後部座席に立って、背筋つかってルーフを持ち上げないと無理です。
私は、幸い車庫が地下なので、面倒もあり1ヶ月ほどは開けたままにしてました。
雨の日は、やっぱり屋根がある車っていいな、と再認識できます。
やっぱり車は屋根があってこそ車なんですねぇ。
ちょっと読みにくかったので書き直しました。
60万出さなくても比較的安価に修理もできます。
その方法は別のエントリーをご覧ください。
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